友人の読書 ― 2019/12/30
私の高校時代からの友人が、次の本を読了した、との記述を読んだ。
ユヴァル・ノア・ハラリ著(柴田裕之訳) 「サピエンス全史上・下」
「ホモ・デウス上・下」
ちなみに、これらの本の公立図書館での所蔵を調べてみたら、県立図書館や近くの市民図書館でもある。
さすがに、ベストセラー本である。
結構大ぶりな本のようなので、読むのに骨が折れそうだ。
この友人の読書歴には常日頃感心している。
かといって、私がそのようなふるまいはできない。
私が今読んでいるのは、「自衛隊の変貌と平和憲法 脱専守防衛化の実態」(現代人文社)である。
この本は、この本の著者の一人である飯島滋明氏が講演で来られた時(2019.12.9)に購入したものである。
防衛大学の実態など、普段知りえない情報が収められている貴重な本である。
安倍晋三による「戦後レジュームからの脱却」即「憲法改正」の意図するところを粉砕しなければならない。そのための、一つの根拠を与えてくれるのがこの本である。
「サピエンス全史」が人類史であるならば、この本は、身近な人類氏の一ページである。
「ホモ・デウス」が人類の未来を描いているとすれば、この本はそのような未来への懸け橋を教えてくれるものである。
最近のコメント