許されない3日坊主(?)2021/05/05

 何か事を始めるときは、心ウキウキになっているが、その気持ちが3日も経てば失せてしまっていることが当たり前である。
 とはいえ、夜長を過ごすときには、やはりあることを探し出そうと焦ってしまう。
 その焦りは日中でも起こるのだから、始末が悪い。
 今手元に、「教育勅語」(明治23年10月30日)(現代かなづかいによる読み方)がある。
 この「教育勅語」は、だれが書いたのか?井上毅・元田永孚らが起草したそうである。
 では、何のために?天皇制を維持強化するためであろう。この勅語の下で、学校教育が行われた。
 戦場での、「天皇陛下万歳」につながる。
 現在はこの教育勅語は、失効している。
 ところが、新憲法発布から74年を経た今日、この教育勅語を教育に生かそうとする人々がいるのも事実である。
 家庭愛、忠孝心、義勇心、滅私奉公などの徳目(?)を一にして体現することが、汝臣民の道なのである・・・・・これが現在社会に通用するのだと思う輩は誰だ?
 3日坊主だって、この勅語からすれば、許されるものではない。