予想できない地震!2024/01/01

 年の初めに、大きな地震が石川県中心に発生。
 何が起こるのか、全く予想がつかない元日である。
 この地震の早い終息と復興を思わざるを得ない。

久しぶりの手紙(!)2024/01/09

 手元にある地方紙(1月5日付)を読んでいたら、懐かしい名前を見出した。
 その名は、直木賞作家の故古川薫(山口県)である。
 彼は、私の学友である人M君の発刊した単行本の紹介をしていた。
 そこで、M君に、新聞の写し添付した手紙を書いたわけである。
 M君とは賀状のやり取りがあっても、長い間会っていない。
 郵便局が開いていなかったため、今日の投函となった。

やっと出てきた一枚の写真2024/01/15

 納戸の整理をしていたら、座机の引き出しから、懐かしい、しかも長い間探していた写真が出てきた。
 写真の裏には、1989.3.10の日付がある。
 1989年には第15回参院選挙が実施され、社会党の大躍進があった。
 この写真は、その選挙のために佐賀に来られた土井委員長の歓迎レセプションの席で、土井委員長と私が握手をしているものである。
 私の背後には、当時の衆議院議員の緒方克陽氏も見える。
 ちなみに、緒方氏からの私への今年の年賀状に、今年が最後とある。
 この参院選挙は与謝野晶子の「そぞろごと」から引用された「山の動く日来る」をもじった「山が動いた」選挙であった。
 時代は動く。しかも私が予期しない方向に!
 辰年はどこへ動くだろうか?

気移りが激しいのに辟易!2024/01/17

 能登半島地震や阪神淡路大震災など、地震のニュースが続く。
 これらの報道には取り入れられない、闇に葬り去られる事実も多々あるだろう。
 コメンテイターは、それぞれ言いたい放題のようだ。
 どこで、誰がどの様に死のうが、世の中は動いている。無慈悲なものだ。
 1日の地震の被災者の状況をテレビ画面で見るにつけ、人の生きざまを考えさせられる。
 ところで、私の机には「総合 ロシア語入門」(研究社 安岡治子著)がある。

 昨日来、一つの座机から、1987年度のNHKラジオロシア語講座のカセットが出てきた。あいにくテキストが見当たらない。ネットでも見つけられなかった。 これが縁で、また、ロシア語入門と相成った。三日坊主がまた始まった。
 この本の書評に、ロシア語の学習がこの本に大いに助けられた、とあったのも大いに参考になり、意欲を掻き立てられた。
 この本の前書きに、「教授者のいる通常の授業で使っていただくことも可能です。その場合、1回90分、週2回の授業であれば、最初から第24課までは、ほぼ1年間で終えられるでしょう。・・・・(略)・・・・第25課以降は、中級編として2年目の教材に、あるいは自習用として使うことができます。」とある。
 また、この本の巻末もロシア語の理解に役立ちそうである。

一冊の本(!)2024/01/26

 手元にあった中公新書「幕末維新と佐賀藩」(毛利敏彦 著 2008年8月30日再版)を読む。
 この本では、鍋島閑叟と江藤新平を基軸に佐賀藩の果たした役割から明治維新を見直そうとしたものである。
 征韓論、佐賀の乱などの新たな見解も論じられており、佐賀生まれの私にしてみれば、明治維新前後に起こったことがより身近に感じられた。
 明治6 年政変で下野した後の民選議院設立建白書の余波が明治政府の強権と対峙した。特に大久保利通は、私恨も含めて江藤を死刑(全部で13人)にしてその日記に「江藤醜体笑止なり」と書き遺したという。
死刑判決文書
 佐賀市内には「7賢人」( 鍋島直正(閑叟)、佐野常民、島 義勇、副島種臣、大木喬任、江藤新平、大隈重信)の像がある。