映画 「1917」2020/02/02


 映画「1917」は、第1次世界大戦のある日(1917年4月6日)に命令を受けた2人の兵士が、前線へ伝令に行く顛末を描いたものである。
   撮影はワンカットという方法が採用され、出演者とカメラが同時に動いているので、臨場感がよく出ている。
 特殊効果もあろうが、戦場の広大な中での、塹壕や多くの兵士の攻撃、あるいは、敵兵(ドイツ兵)との暗闇でのたたかい、濁流に流されるシーン、女と赤ちゃんへのやさしいふるまいなど、最後まで見せ場がたくさんある。
 二人で出発したものが一人死に、その兄への伝言なども盛り込まれ、残された兵士の虚脱感が平原に一本立つ木の根元でうなだれる姿は、印象的である。

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