『力なき者たちの力』2020/02/16

 近くの公立図書館にはなかったために、書店で買い求めたのが『力なき者たちの力』である。
 著者は、ヴァーツラフ・ハヴェルで、1978年執筆されたこの本は、2019年に日本語翻訳も刊行(人文書院 訳者 阿部賢一 2200円)された。
 帯封には「無力な私たちは権力に対してどう声をあげるべきか?」とある。
 現在の政治状況と照らし合わせて読むことも有益ではなかろうか?

 私がこの本を知ったのは、伊集院の「Eテレ 100分de名著」の番組からであった。
 この番組に、訳者の阿部さんが出演しておられた。まだ、この番組は、始まったばかりである。

 今日の共同通信社の報道では、電話調査で、安倍内閣の支持率が41%に落ち込んだそうである。不支持持率が46.1%。