広い広い世界2021/04/27

 私の人生遍路の中で、世の中の広さに圧倒されてしまうことがある。
 マスメディアの情報が氾濫する中で、脳裏の片隅にあったと思われる人物が突然眼前に現れることもある。
 例えば、島田叡という戦中最後の沖縄県知事だった人である。
 映画「生きろ 島田叡」を観てみたいと思った。
彼を描いた映画の予告編や、その映画の監督である、佐古忠彦氏の対談を知るにつけ、いわゆる「沖縄」の投げかける問題の根深さに気付かされる。
 皮相な沖縄観では間に合わないことを思う知らされる。
 つまり、世界は広いのだ。