再び「『右翼』の戦後史」2018/12/14

この本の末尾に、「私たちは右翼の大海原で生きている。」(p 272)とある。
著者によれば、右翼は、不公平、不平等への涙から生まれた、という。
現在の右翼の姿を慨嘆込めて著者は、この本を書いたものと思われる。
この本は、右翼について切り込んでおり、日本の現状を考える多くのヒントを与えてくれる。
ネトウヨと右翼の一体化は、現在の日本の極右傾化の象徴らしい。
今や、内閣府政府広報室の「国政モニター」のサイトに、他民族を誹謗中傷する”国民の意見"掲載されたそうである。
「国政モニター制度は平成28年度をもちまして休止しております。」とのこと。