身辺雑記

　第２０８通常国会は１５日、１５０日間の会期を終えて閉幕し、いよいよ参議院選挙が本格化した。
　公示：６月２２日　　　投開票：７月１０日
　今回の参議院選挙の後の国政選挙は数年間ないと思われるので、国政を議員にゆだねる期間が長い。
　選挙の争点は、①コロナ対策　②物価対策　③気候変動対策　④医療年金介護福祉対策　などが挙げられるが、どの政党が庶民目線での政策を訴えているのか。
　岸政権のコロナ対策は、菅政権時よりひどく、本気になって国民の生命をコロナから守る姿勢がうかがえない。
　物価高は、ウクライナの影響ではない。輸入小麦の政府決定価格は、昨年0月、今年4月に決定されており、すでに大きく上昇している。政府はウクライナでの戦争のためとのキャンペーンをしているが、欺瞞も甚だしい。
　自民党は、ウクライナ情勢に便乗して、防衛費のGDP2%を5年間で目指すという政策を打ち出した。5年後の防衛費は10兆円を超すことになる。　高市政調会長の安部色は許しがたい。
　憲法改憲（＝壊憲）にこれほど急速に自民党が打ち出してきたのも危険である。
　今度の参議院選挙は、比例区では各政党の政策を吟味し選挙区では候補者の政策や資質などを考えて投票したい。