ある錯覚 ― 2010/04/01
錯覚は、ある時にはいい結果を齎す。 たとえば、一種の自己暗示のように、「私にはまだまだ潜在能力があり、これくらいの問題(課題)は簡単に解けそうだ(解決しそうだ)。」と見込んで、その過程に全力をささげる。 結果が良ければそれでいい。
反面、悪い結果が出る場合もある。 たとえば、これぐらいのことは、今の自分でもできるはずだと、意気込んで、それなりの努力を傾注する。 途中、うまくいかないのは、どこかにまちがいがあるからで、自己の能力を顧みない。
ある意味で、無謀さ加減が錯覚によってみえなくなる。
いずれの場合も、結果を考えないで評価することも一つの姿である。
私の場合、多くの場合、後者に打ちのめされる。 いま、取り組んでいる課題にしても、意地(意固地)に支えられて取り組んでいる。 うまくいかないという予想があるので、なおさら、今の課題解決の努力が恨めしい。
新学期 ― 2010/04/06
ここでは、今日から新学期が始まる。 孫の小学校は5日であった。
孫は6年生となった。 新しいクラスで、すでに新しい友達ができたらしい。 一学年6クラスか5クラスの小学校であるので、はじめて同じクラスになる場合もあるだろう。 いずれにしても、友ができるのはいいことだ。
私の住む地区の小学校の新一年生は、たぶん100人を下回っていると思う。 少子化。 そして奇妙なことに、男が女より多い。 ここ数年そういう傾向にある。 女の子がもてるといった笑い話では済まされない。
男女の比は、できれば同率に近いほうが望ましいと思うが、どうだろうか?
シャクナゲ ― 2010/04/07
ある問題 ― 2010/04/23
テレビで、次の問題が出ていた。
140kg の塩を2kgと7kgの分銅を利用して、天秤を3回使って、90kgと50kgの塩に分けなさい。
試行錯誤のあと、一つの方法が見つかった。
間違った方法だろうか?
①140kgの塩を等分の70kgに分ける。
②一方の70kgの塩から分銅2個(合わせて9kg)を使って9kgの塩を取り出す。
③この塩9kgと分銅2kgを天秤の一方に乗せ、他方に11kgの塩を乗せる。
以上で3回天秤を使った。
②から9kg、③から11kgの塩を他方の70kgに加えると、90kgの塩ができる。
天地明察 ― 2010/04/25
「天地明察」を読み始めたら、数学の問題が出てきた。
勿論、そこから先はまだ読んでいない。
問題は、
「長さ9寸と12寸の直角をはさむ二辺に内接する同じ大きさの二つの円(二つも三角形の中で接している)の、直径を求めよ」
である。答え ― 2010/04/27
先日の三角形に内接する円の直径は、
30/7寸
三平方の定理と三角関数(タンジェント)の組み合わせで答えは出る。
江戸時代に、三平方の定理はあったそうだ。 三角関数はどうだったろうか?
算額には、いろいろの数に関する問題があるそうである。
これらは、江戸時代以降も様々な算額が神社に掲げてあるそうで、興味深い。
再セットアップ ― 2010/04/28
パソコンと遊んでいると、ときどき再セットアップの誘惑に駆られる。 昨日がそうだった。 意外と少ない時間で再セットアップができた。
いくつかのアプリケーションのインストールを終えたのも意外と速かった。
心なしか、アプリケーションの動きが軽やかになった気がする。
次期の再セットアップがいつになるかわからない。 できるだけ、パソコンに負担をかけないように心がけていきたい。
再セットアップ用のDVDが一組しかないので心もとないので、もう一組作成するか。。。。
再び算額 ― 2010/04/29
「天地明察」を読む前は、「算額」という言葉さえ知らなかった。
昨日、NHK番組で、その算額を主題にした番組があったし、地方の新聞にも算額奉納の記事が出ていた。
私にしてみれば、偶然としか言いようがない。 もし、私が「天地明察」の中の問題を素通りしていたら、「算額」も脳裏になかったかも知れない。
私にしてみれば、算額を垣間見ることで、江戸時代の人々の暮らしを垣間見たことになる。
つれあいにその話をしたら、彼女は「吉田松陰」を持ち出して曰く「昔の人は、今の人より勉強熱心のようだね!」 何も吉田松陰でもなかろうにと思うが、坂本龍馬の影響か?
算額のおかげで、算術への関心が一段と高まった。 冲方丁(うぶかたとう)氏へ感謝感謝である。
草とり ― 2010/04/30
ここ数日は、家の周りの草取り作業で費やした。 とった草は裏の畑に山積みとなった。 ちょっとした小山の呈である。
草をとっても、またぞろ新芽が出てくるのは間違いない。 いわば、草との鬩ぎあいが続くというわけである。
つれあいが言うには、草とりが止められなくなったら一人前とのこと。 草とり作業を始めると、一定範囲の作業が終わらないと、止められない。
今日は朝8時半ごろから開始し、午後1時ごろ昼食のため作業を止め、昼食後再開し、午後2時半ごろ、予定した家周り(畑も含む)の除草が完了した。
明日の午後から5月5日まで、友らとの行事が詰まっている。
全国各地から高校の同級生が集まって、全国規模としての最後の同窓会が2日に、同窓会総会が3日。4日は他の4人で温泉で一泊。 5日がこの5人で柳川への観光旅行(川下り、お花、せいろ蒸し)で行く予定。 一人は46年ぶりに会う。 他は、2年ほど前、日光へ旅行し、鬼怒川温泉に泊った仲である。
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