見つからない『資本論第1分冊』2023/11/25

 斎藤幸平著の「ゼロからの『資本論』」を読みながら、私も岩波文庫の「資本論」全12分冊があるのを思い出した。書架を探したら、何と第1分冊だけ見当たらない。
 12分冊目は解題・索引なので、実質本文は11分冊目まで。
 各分冊には、赤線や書き込みがあり、一通り読んだ形跡がある。
 50年ほど前なので、中身はほとんど忘れている。 この11分冊の最後は、第52章で、454ぺージに(手稿はここで中断されている。[F・エンゲルス])とある。
 第12分冊の解題は、訳者の向坂逸郎で、日付は1956年6月22日とある。 私が14歳の時である。
 第12分冊には多くの書き込みがある。
 いずれにしろ、この分冊が出てきて、各分冊の書き込みに愛着を覚える。

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