政治とは?2021/11/25

 来年7月には参議院議員選挙が行われる。
 私は、政治には深入りしていないので、政治にくちばしをはさむのは気が咎める。
 とはいえ、今日本の多くの国民が困惑し、不安感を持っている課題ぐらいは私にも理解できる。
 思いつくままに、それらを列挙してみる。
 国際的には、気候変動、日中関係、パンデミック、国内的には、憲法問題、非正規者支援、食糧危機、ジェンダーなどがすぐに思いつく。
 今年10月31日の衆議院選挙から学んだことは、立憲民主党は、連合に毅然とした態度をとりえない弱さであった。枝野前代表が志位和夫共産党委員長との共同写真を拒んだのは、その象徴である。
 日本の働く人々は約6000万人、連合組織人員は約700万人である。 つまり、働く人の約1割が、選挙において国の行方を左右する事態(立憲と共産党などの連携拒否)となっている。
 連合の会長が変わり、ますます自公政権を助ける団体となっている。
 私が以前所属していた自治労や日教組は、このような連合に見切りをつけて、独自の労働運動を展開すべきではないか。
 連合が、非正規労働者の立場に立って何も運動を展開しないし、大企業の内部留保金484兆円にも目を向けない。連合の本質は、はっきりしている。